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【まとめ】大学の授業は何回まで休めるのか?

大学の授業は何回休んでも大丈夫なの?

こんな疑問を抱いたことはありませんか?正確に知らないと留年の可能性も高くなる大学の授業と欠席の関係性について必要な条件を整理しましょう。

大学の授業は何回まで休めるのか?

1980年代の日本の大学教育では、「大学の授業に出席せずに帰っても問題ありません。」と言った時代がありましたが、近年では状況が変わりました。

国際化の流れが主流となり世界全体の大学が格付けされる時代となったためです。

日本も国際化の流れには逆らえずに大学教育の質の向上のもとで、皆さんの親世代に比べて卒業のハードルが上がってきています。

これは、文部科学省が各大学に「授業への出席は当​​然のことであり、成績評価の直接の目標として出席点は含めない」と言うように通達したためです。

現在では出席、遅刻/早退は、カードリーダーで管理するのが主流となりました。

また、成績は、出席数の条件を満たして、通常の試験スコアとレポート評価で採点されます。

この状況では、適切に出席し、学習レベルが特定のレベルに到達しない限り単位を取得できません。

単位を取得して落第を繰り返さないようにするには、大学の授業を何回まで欠席できるかなど単位を取得するための条件を知る必要があります。

ココがポイント

通常、単位の取得には多くの大学で2/3以上の出席が必要というルールです。

4年制大学の場合は前期に15回の授業を行い、後期に15回の授業を行うので、それぞれの学期で5回までが欠席可能な限界となります。

つまり授業に10回以上出席が必要です。(休講などもあるので通常は3~4回までと考える方が無難です)

上記の条件を満たして初めて試験を受ける資格が与えられます。

また、遅刻に関しても注意が必要です。通常、1時間以上の遅刻は出席と扱われません。

遅刻も複数回ある場合は欠席という扱いになることもあります。

ココに注意

例えば自分は3回しか欠席していない場合でも遅刻を何回かしていると欠席の扱いと自動的になる可能性もあります。

通常は上記のように、出席しなかった場合、少なくとも10回出席しない限り、定期試験を受けることはできませんが、一部の教授はまったく出席しない場合があります。

さらに詳しく

基本的には語学系の科目は出席日数が非常に大切で理系の科目は出席日数を見ないケースがあります。

その場合、出席がない場合でも、通常の試験のスコアとレポートのスコアが良好であれば、問題なく単位を取得できます。

これらの見分け方は難しいですが、大学の新学期の最初の時期に授業のガイダンスという時間があります。その授業では出席の可否に関して説明してくれることが多いです。

通常は4月中旬か9月中旬の時期です。この第一回目の授業(ガイダンス)の授業では授業の概要と成績基準、出席日数を確認するか確認しないかの説明が行われます。

成績評価基準は?

通常、大学の成績評価基準は

1、授業点(課題点)

2、小テスト、中間テスト

3、期末テスト

上記によって成績を決めていきます。

授業点というのは出席日数による点数ではなく、授業の感想であるリアクションペーパーなどの点数で授業点として加算される可能性があります。また、小テストは中間テストという扱いが一般的です。

高校生の頃に比べて大学生は中間テストがない場合も多くあります。

また、中間テストが3回ほどある授業(もはや小テスト)などもあり様々な仕組みです。

自分が受講する科目が、どのような成績評価なのかを確認するためには大学のガイダンスに出席するのがベストな方法です。

一般的な配点の割合としては、下記のケースがあります。

中間テストと期末テストの割合が同じ型

中間テスト50パーセントで期末テスト50パーセントの配点となり、出席点や課題点がない場合です。

期末テストの割合が少し高い型

中間テスト30パーセント、期末テスト70パーセント、出席点や課題点がない場合です。

課題、期末テスト型

課題点30%、中間テストなし、期末テスト70%のパターンです。ある意味、課題点という形で中間テストではなくレポートの提出がある授業に多いパターンです。

課題、中間、期末テスト型

課題点15%、中間テスト25%、期末テスト60%の場合です。一番、バランスの良いパターンです。特に課題点という名前で出席点をくれるパターンも多くあり、授業の最後にリアクションペーパーという感想を提出すれば成績補正をしてくれるパターンです。

期末テスト一発型

最も単位を落としやすいと言われているパターンです。主として理系の科目で多く採用されますが、テストでミスをすると頑張っても単位を落としてしまうパターンです。

課題100%型

その名の通り課題が100パーセントの場合です。文系の科目に見られます。また、演習という理系科目の場合も小テストを授業ごとに実施して成績を決めたりします。

上記のように大学では授業ごとに採点の基準が違いますので自分にあった勉強をしましょう。

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